受精障害30代の不妊治療の記録

2016年に結婚しすぐに妊活に励むもお迎えには至らず。人工授精、体外受精を経て受精障害がわかった30代の妊活記録。

採卵の自己注射 痛みなく打つコツ

通っていた病院の方針で、高刺激法で採卵することになりました。高刺激法で一番怖かったのが、毎日の自己注射…

 

採卵の2週間ほど前から、毎日注射を打たなければなりません。病院でも打ってもらうことはできますが、毎日病院に通うこともできないのでほとんどの人が自己注射を選択すると思います。

 

いよいよ注射が始まる診察の日、看護師さんに注射の打ち方をレクチャーしてもらいます。初日は看護師さんにほぼ打ってもらい安心して終了。

 

そして次の日はいよいよ自己注射。緊張しながら注射器に薬を入れてお腹に刺してみると。

 

あまり痛くなくできました!看護師さんに打ってもらった時には痛みがありましたが、薬を入れる速さを自分で調節ができ、意外と自分で打つ方が痛くなかったです。

 

2週間やり続けて痛い日ももちろんありましたが、少しずつコツをつかめてきました。最後の日はほとんど痛みなくできるように。

 

注射する時のコツは💉

・できるだけ注射をお腹と並行にする

 針を刺す向きがお腹と垂直だと痛みを感じやすかったです。病院ではお腹に対して10〜30°と指導されました。ただ並行にしすぎると薬がお腹の表面に入ってしまいます。

 

・お腹のお肉をしっかりつまむ

 看護師さんからアドバイスをもらったことですが、脂肪をしっかりつまんでお肉を固定すると痛みを感じにくかったです。

 

・注射する場所を変える

 前日と近い場所に注射を打つと痛いことが多かったです。打つ場所も少なくなってきますが、同じ場所を打つときは1日は時間をあけてから打つといいと思います。

 

・ゆっくりと薬を入れる

 看護師さんの注射と大きく違うのは、薬を注入する速さです。看護師さんは痛い時間を短くしようと薬をさっと入れますが、ゆっくり入れていった方が痛みを感じにくいことがわかりました。痛いと思ったら少し入れる量を減らして力加減を調整すると、痛みを最小限に抑えられます。

 

・痛くない場所を探す

 色々工夫をしても痛いことはあります。ですが何度も注射を続けるうちに痛い場所と痛くない場所があることに気付きました。私はお腹の張りがあるところ、筋肉に近い部分が痛くて、脂肪が多いところが痛くなかったです。

 

自己注射は経験のない人が多いと思います。とても緊張しますが慣れていけば病院で刺すよりもかなり楽にできるようになります。ぜひ参考にしてみてください。