受精障害30代の不妊治療の記録

2016年に結婚しすぐに妊活に励むもお迎えには至らず。人工授精、体外受精を経て受精障害がわかった30代の妊活記録。

採卵体験談② 痛みを感じなかった2回目の採卵

だいぶ時間があいてしまいましたが、採卵体験談の続き記事です。採卵体験談①という記事の続きです。

 

 

 

 

静脈麻酔で意識を失ってからは手術中は何も感じませんでした。麻酔をするとプラス2万円かかりますが、麻酔をしたおかげで痛みは激減したので、麻酔をすることにして良かったと思います。

 

手術中に痛みと意識を感じていたら、もっとツライ時間になっていたと思います…

 

しかし。手術が終わって手術室で目を覚ますと、その瞬間痛みと気持ち悪さに襲われました。

 

意識が朦朧としている中で、起き抜けに「痛い!気持ち悪い!」と叫んだことを覚えています。。

 

看護師さんがエチケット袋を顔の横に置いてくれた記憶を最後にもう一度意識がなくなったようで、気づいた時にはリカバリールームのベッドで横になっていました。

 

ベッドで目が覚めた時も気持ち悪さと痛みがあり、しばらくぼーっとしていたところ看護師さんが来て30分ほど寝ててくださいとの事。痛みがひどいことを伝えると痛み止めを点滴してもらいました。

 

痛み止めが効いてきたのか2度目に看護師さんが様子を見に来てくれたときには立てるようになってきたので、点滴を外してもらい少しふらつきながらも待合室へ戻りました。

 

その後は先生の診察があり、採卵の結果をお話しします。1回目の採卵では、顕微受精とふりかけの割合を相談しました。ここではまだ受精障害であることはわかっていなかったので、顕微授精は1/4程度にしておきました。

 

帰り道の電車の中、あまりに痛みが強かったため旦那さんへなんでこんな痛いの、私ばっかり、仕事と両立も大変で、うまいもの食わせろ、とたくさんの恨み節。

 

帰宅して自宅へ戻ってもお腹の痛みは続き、翌日も痛みがあったため、外出はせずゆっくりと家で過ごしました。

 

1回目のこうした経験があったので、2回目も痛みを覚悟して挑んだのですが。。

 

採卵中に意識が戻り、すぐに麻酔追加、手術後に目が覚めたまでは同じでしたが、2回目の採卵では痛みはほぼ感じませんでした。

 

リカバリールームで目が覚めた時も変わらず痛みはなし。ただ、気持ち悪さが1回目よりも2回目の方が強かったです。今回は痛み止めの点滴はなしで30分休んだあと待合室へ。

 

2回目のが楽だったなーと考えながら、ふらふら歩き待合室に座ると、吐き気に何度か襲われました。念のため…とトイレの近くに席を移した瞬間、強い吐き気が。すぐにトイレに入り、耐えきれず吐いてしまいました。

 

2回目の方が麻酔が強かったのか、まさか吐くまでいくとは…。

 

同じ人間でも2回の採卵で痛みが違ったので、人によって、また周期によって採卵のつらさは違うみたいです。

 

採卵で痛みは心の準備があったのですが、麻酔の気持ち悪さについては知らずに挑んだため、起き抜けですぐに歩かずにトイレにこもっていた方がよかったなと思います。

 

高刺激で、麻酔ありの採卵を予定されている方、ぜひ参考にしてみてください。