受精障害30代の不妊治療の記録

2016年に結婚しすぐに妊活に励むもお迎えには至らず。人工授精、体外受精を経て受精障害がわかった30代の妊活記録。

移植後10日目の妊娠判定

緊張の妊娠判定の日。仕事後に病院へ向かいました。

 

血液検査をしてから(今回はとても痛かった)の待ち時間は今まで感じたことのない気持ちで過ごしました。病院で番号が呼ばれる度にドキッとして落ち着かない。

 

血液検査は1時間で結果が出ると聞いていたのですが、待ち時間が1時間を過ぎた後は結果が悪いからあと回しにされてるのかも…と不安に。

 

予定よりも20分遅く呼ばれて診察室に入りました。机の上には裏返しにされた紙が一枚ありました。

 

「こんにちはー。」と先生から声をかけられて、紙をくるっと裏返しにされました。血液検査の結果が書いてあり、HCG487という数値が。

 

「これはどういう数値…?」と聞くと「いい感じだよ〜」という言葉。

 

「今の段階だとなんの不安もない数字。文句ない数値が出てるよ〜、絶対安心ってことは言えないんだけど、順調です!」

 

「まだスタートラインに立ったたけだけどねぇー」と言われました。

 

妊娠判定が出た時、嬉しいと思うのかなーニコニコしちゃうのかなーと想像していたのですが、肩の荷が降りたというか。少しぼーっとしてしまい、「よかったです」とぼそっと返してしまいました。

 

体外授精に進んでからは通院も投薬も大変だったし、受精障害が分かってからは自分の体を信用できなくなっていたので、そうした大変な毎日や不安から抜け出せることに、まずは安心の気持ちが大きかったようです。

 

先生から、「1回めの採卵の後はどうなっちゃうかなって感じだったけど、ほんとによかった。」と言われた瞬間に涙が出てきて、「ありがとうごさいました。」と答えるだけで精一杯でした。それまで不安な気持ちを抑えていたので感情が溢れてしまいました。

 

転院して1年、病院に対して嫌だとか不安に感じることはなかったです。治療に関してはほぼお任せしていましたが、受精障害がわかった5月からは最短で着床に至れたと感じています。

 

もともと体外授精の成功率も高い病院なのですが、看護師さんも先生も優しいし、いい病院でよかった…転院してよかった。

 

来週の胎嚢確認のために予約をとって終了しました。その次に心拍確認になるのかな?

 

とりあえずまずは一安心。胎嚢確認と心拍確認までは何もできることはないので、好きなことをしてリラックスして過ごしたいと思います。