受精障害30代の不妊治療の記録

2016年に結婚しすぐに妊活に励むもお迎えには至らず。人工授精、体外受精を経て受精障害がわかった30代の妊活記録。

体外授精にチャレンジするまで

 

結婚をしてから2年ほどタイミング法で妊活をしていました。

 

結婚当初から夫婦2人で検査をし、2人とも異常なしという結果。

しかし自己タイミングではうまくいかず、病院に通うタイミング法も試してみましたが、なかなか妊娠に至らず。

 

同じ時期に結婚をした友人たちも続々と妊娠していき、不妊症の友人からは人工授精をして妊娠したという話も聞くようになりました。

 

最初は人工授精へのハードルは高かったのですが、妊娠をしないまま時間が過ぎ、自分たちは不妊症なのではないかと言う不安が募ったことで、人工授精にトライしてみることにしました。

 

しかし、5回の人工授精でもやはり妊娠には至らず。

 

人工授精は5回までで妊娠する人がほとんど。6回目以降は回数を重ねても成功率は上がらないと言うデータがあります。

そこで、体外受精にステップアップをする決意をしました。その時は結婚から2年半が経ち、夫婦ともに34歳になっていました。

 

お金の面での心配はありましたが、体外授精で妊娠した友人から話は聞いていたので、20代の頃には抵抗がなくなっていました。やってみるしかないなという気持ちで受診。

 

先生に相談してみると、人工授精をもう一回やってもいいしステップアップしてもいい、という意見。

 

人工授精は自然妊娠にはかなり違い治療です。卵管にも異常はなかったし、タイミングをたくさん試してダメ、人工授精も一般的な回数でダメならもう厳しいなと改めて感じ、体外授精をお願いすることにしました。

 

しかしその頃、仕事が忙しくなり、通院に支障をきたし始めていました。

 

半休も取りにくい状況になってしまったため、仕事が落ち着いた時に体外受精をすることに決めて、3ヶ月ほど時間を置くことにしました。

 

私は年齢のことと周りのおめでた話が重なって少し気持ちが焦っていて、忙しくても病院に通いたいと思っていたのですが、以前仕事抜け出せず病院をキャンセルしたこともあったことから、治療費の高い体外受精は余裕のあるタイミングでやろうと夫婦で決めました。

 

3カ月間妊活の事は気にせず仕事をして、そろそろかなという時に再度写真。改めて先生に体外受精をしたい意思を伝えました。